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結婚式二次会の案内状・招待メールの書き方:例文付き
こんにちは、二次会代行プランナーの鈴木です。幹事代行プランナーとして6年、多くの結婚式二次会をお手伝いしてきました。その経験を活かし、「二次会代行おすすめ情報」として結婚式二次会や幹事代行に関するお役立ち知識を発信しています。結婚式二次会を検討されている新郎新婦の皆さんの参考になれば幸いです。
結婚式二次会を開催するにあたり、ゲストへの案内状(招待状)の準備は欠かせません。
「案内メールの文章はどう書けばいいの?」「何を載せれば失礼にならない?」と悩む新郎新婦も多いでしょう。
ここでは、二次会案内状・招待メールを作成する際のポイントと必須項目、さらにそのまま使える招待文の例文をご紹介します。
大切なゲストにしっかりと情報を伝え、ぜひ多くの方に二次会へ出席してもらいましょう。
二次会の案内状はいつ・どうやって送る?
まずは案内状(招待状)を送付する時期と方法について確認しましょう。
送る時期: 二次会の案内は、結婚式の日程が近づきすぎるとゲストの予定調整が難しくなります。一般的には 二次会開催日のだいたい2ヶ月前まで にはゲストへ案内を送るのが目安です。遅くとも1ヶ月半前までには招待メールを送信し、出欠の回答期限を結婚式の1ヶ月前頃に設定すると良いでしょう。披露宴にも出席をお願いしている親しい友人には、正式な結婚式招待状を郵送する際に二次会の案内カードを同封するケースもあります。この場合、結婚式招待状自体を挙式の2~3ヶ月前に送付しますので、二次会の案内も同時期にお知らせできることになります。
送る方法: 案内状の送付方法は、郵送かメール送信の2通りがあります。最近では手軽なメールやSNSで案内することが増えていますが、目上の方や年配の親族などには配慮としてハガキや手紙で正式な招待状を送る方が良い場合もあります。メールで送る場合は、件名に「結婚式二次会のご案内」などと明記し、本文で失礼のない丁寧な言葉遣いを心掛けましょう。複数のゲストに一斉送信する際は、必ず宛先をBCCに入れるか、または一人一人個別に送るようにして、ゲスト同士のメールアドレスが見えてしまわないよう注意が必要です。
昨今では、招待メールに代えてWeb招待状サービス(出欠回答フォーム付きの特設ページ)を利用するカップルも増えてきました。LINEやメールでURLを共有すれば簡単に回答を集計できる便利な方法ですが、サービスによっては年配ゲストには馴染みが薄いこともあります。相手の年代や状況に合わせて、最適な手段で案内状を届けましょう。
案内状・招待メールに書く内容リスト
次に、二次会の案内状や招待メールに必ず記載すべき項目を確認します。案内文を書く際は、以下の内容を漏れなく盛り込みましょう。
- 日付・時間: 二次会の開催日と開始時間を明記します。加えて、受付開始時間も書いておくと親切です(例:「受付開始 17:30~/開宴 18:00~」)。結婚式当日に行う場合は日付の後に「(挙式当日の夜)」など補足すると、ゲストが予定を把握しやすくなります。
- 会場名と場所: 二次会会場の正式名称と所在地を記載します。住所だけでなく、最寄り駅からのアクセスや所要時間も書き添えると親切です(例:「○○駅西口より徒歩5分」など)。会場の電話番号も記載しておくと道に迷った際の連絡先になります。また、メールの場合は会場の公式サイトURLやGoogleマップのリンクを貼っておくと、ゲストが地図を確認しやすく便利です。
- 会費: 二次会でゲストにご負担いただく会費の金額を案内します。男女で金額が異なる場合は「男性◯◯円/女性◯◯円」と明確に書きましょう。会費は受付で当日現金回収するケースが一般的なので、支払い方法の指示も必要であれば記載します(「会費は当日受付にてお預かりいたします」等)。
- 服装(ドレスコード): 二次会の服装指定があれば書き添えます。特に指定がない場合でも、「平服でお越しください」など一言あるとゲストが服装に悩まずに済みます。二次会は披露宴ほどフォーマルでなくても良いとはいえ、あまりカジュアルすぎる服装にならないようゲストも気を遣うものです。「平服(略礼装)で構いません」と記載しつつ、例えばテーマカラーを決めている場合は「〇〇色のアイテムを身につけてきてくださいね」など楽しいドレスコードを案内することもあります。
- 出欠の返信方法と締切日: 招待を受けたゲストに対し、いつまでにどのように返事をもらいたいかを明記します。メール招待であれば「◯月◯日までにこのメールに返信してください」となりますし、別途出欠フォームやハガキ返信を受け付ける場合もその旨を記載します。返信締切日は二次会の約1ヶ月前を目安に設定し、新郎新婦や幹事が準備を進める都合上、できるだけ早めの日付を指定しましょう。「◯月◯日までご返信ください。ご都合の是非をお知らせいただけると幸いです」といった形で丁寧にお願いすると良いでしょう。
- お問い合わせ先: 案内状には、新郎新婦または幹事代表者の連絡先も記載しておきます。ゲストから不明点の問い合わせや当日急な欠席連絡などが入る可能性もありますので、電話番号やメールアドレスを忘れずに添えましょう。幹事に任せている場合は「幹事:◯◯(携帯◯◯◯-◯◯◯◯-◯◯◯◯)」のように連絡先を書いておくとスムーズです。
上記の項目が網羅されていれば、ゲストに必要な情報はひととおり伝わるはずです。さらに余裕があれば、招待文中に「楽しいゲームや豪華景品をご用意しています!」など当日の予定している演出に触れておくと、ゲストも二次会を楽しみにしてくれるでしょう。
二次会招待文の例文【そのまま使えるテンプレート】
それでは実際に、二次会の案内メール/招待状の文例を見てみましょう。
新郎新婦から直接ゲストへメールで送るケースを想定したカジュアルめの例文と、職場の上司や恩師など目上の方に送る場合の少しあらたまった例文を紹介します。招待文作成の参考にしてください。
新郎新婦から友人へ招待メールを送る場合(カジュアルな例文)
件名:【結婚式二次会のご案内】鈴木太郎・花子
本文:
この度、私たち鈴木太郎と花子は結婚式を挙げることになりました。
つきましては、日頃お世話になっている皆様への感謝の気持ちを込めて、挙式後にささやかながら結婚式二次会パーティーを開催いたします。
〇〇(友人名)さんにはぜひご出席いただければ幸いです。
■日時:2025年10月10日(土) 受付開始 17:30~/開宴 18:00~
■会場:レストラン「グリーンガーデン」
東京都渋谷区○○町1-2-3 (JR渋谷駅 新南口より徒歩5分)
TEL:03-1234-5678 ※地図:https://goo.gl/xxxxxx
■会費:お一人様 8,000円(当日受付にて現金でお支払いください)
■服装:平服でお越しください(普段着程度のリラックスした服装で大丈夫です)
■返信期限:9月20日までにご都合をこのメールにてお知らせください。
当日はささやかながらゲーム企画もご用意しています。
〇〇さんにお会いできるのを楽しみにしています!
新郎:鈴木 太郎
新婦:鈴木(旧姓 佐藤) 花子
【新郎新婦連絡先】080-xxxx-xxxx(太郎)/090-xxxx-xxxx(花子)
上司・目上の方へ招待状を送る場合(フォーマルな例文)
件名:結婚式二次会のご案内(鈴木)
本文:
○○部長 ◯◯ ◯◯様
いつも大変お世話になっております。
このたび私(鈴木太郎)は○月○日に結婚式を挙げる運びとなりました。
つきましては、日頃よりお世話になっております◯◯様にもぜひ二次会へのご臨席を賜りたく、ご案内申し上げます。
二次会は下記のとおり執り行う予定でございます。
■日時:2025年10月10日(土) 18時00分~(受付開始 17時30分)
■会場:レストラン「グリーンガーデン」(東京都渋谷区○○町1-2-3)
■会費:8,000円(当日、受付にて申し受けます)
ご多用中恐縮ではございますが、ぜひご出席くださいますようお願い申し上げます。
誠に勝手ながら、出欠のご都合を9月20日までにご一報いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
――――――――――
鈴木 太郎・ 花子
(連絡先:080-xxxx-xxxx)
いかがでしょうか。上記のように、招待する相手によって文面のトーンや敬語表現を使い分けることが大切です。友人に対しては丁寧さを保ちつつもあまり堅苦しくなり過ぎないようにし、上司や恩師などには失礼のない正式な書式で書くようにしましょう。
招待状作成のマナーと注意点
最後に、結婚式二次会の招待状・案内メールを作成・送付する際のマナーや注意点をまとめます。
- 送り先の漏れがないようチェック: 招待する全てのゲストに確実に案内が届くよう、リストをもとに漏れがないか再確認しましょう。特に新郎新婦それぞれで招待リストを作っている場合は、重複や送り忘れがないよう事前に統合してチェックすることをおすすめします。
- メール送信時の配慮: 前述の通り、メールで複数人に送る場合は宛先の扱いに注意が必要です。宛名を個別に入れられない一斉送信の場合、「各位」などの表現を用いて、不特定多数に送っている印象を和らげる工夫もあります。また、長文メールになるため、件名は簡潔かつ明瞭にし(例:「○○〈新郎名字〉より結婚式二次会のご案内」等)、メール冒頭で簡単な挨拶やお礼を述べると丁寧です。
- 情報の正確さ: 日時や会場住所、連絡先など、案内状の内容に間違いがないか念入りに確認しましょう。特にメール本文でURLを記載する場合、リンク切れや誤入力がないようテストしておくことが大切です。誤った情報を送ってしまうとゲストに迷惑をかけるだけでなく、信頼性にも関わりますので慎重にチェックしてください。
- 招待の範囲を明確に: 招待状には基本的に招待したい本人のみの名前で送ります。例えば友人に宛てる場合、その配偶者や恋人も招待したいのかどうかをあらかじめ決めておきましょう。一般的に、既婚の友人には配偶者も招くケースが多く、招待状に「〇〇様(ご夫妻)」といった表記をすることもあります。一方、独身の友人の同伴者は特に理由がなければ招かないのが通常です。相手が迷わないよう、「ご家族もぜひ」などの一文を入れるか、招待対象者をはっきり伝えるようにしましょう。
- 心を込めたメッセージ: 定型的な情報だけでなく、ゲストへの感謝や当日来てほしいという気持ちをひと言添えると、温かみのある招待状になります。上記の例文でも「ぜひご出席いただければ幸いです」「〇〇さんにお会いできるのを楽しみにしています」などのフレーズを入れています。ビジネス関係の方でも、結びの挨拶で「何卒よろしくお願い申し上げます」と添えるだけで印象が良くなります。ただし長文になりすぎないよう、伝えるべき情報とのバランスには注意しましょう。
以上、結婚式二次会の案内状・招待メールの書き方について解説しました。
招待状は二次会成功の第一歩です。心を込めて準備し、ゲストに「行きたい!」と思ってもらえるような素敵な案内を作ってくださいね。
もし招待状の準備や送付代行などでお困りの際は、私たち2次会ジェンヌにご相談いただければお手伝いも可能です。一緒に楽しい二次会を実現しましょう!
結婚式二次会幹事代行プロデュース
2次会ジェンヌ
二次会代行プランナー 鈴木