ブログ
二次会代行を依頼すべき?自分たちで幹事をする場合との比較
こんにちは、二次会代行プランナーの鈴木です。幹事代行プランナーとして早6年、多くの結婚式二次会をお手伝いしてきました。その経験を活かし、「二次会代行おすすめ情報」として結婚式二次会や幹事代行に関するお役立ち知識を発信しています。これから二次会を検討されている新郎新婦の皆さんの参考になれば幸いです。
プロに任せるか?友人に幹事を頼むか悩んだら
結婚式二次会の幹事を「友人にお願いする」か「プロの代行業者に依頼する」か、迷っている新郎新婦も多いでしょう。
どちらにもメリット・デメリットがあり、一概にどちらが正解とは言えません。まずは自分たちで幹事をする(友人に幹事を依頼する)場合と、二次会代行サービスに任せる場合の違いを整理してみましょう。
自分たちで幹事をする場合(友人幹事のケース)
結婚式二次会を新郎新婦自ら主催し、友人に幹事役をお願いするケースでは、いくつか注意点や負担が発生します。
以下にポイントをまとめます。
- 準備期間と打ち合わせ回数:友人に幹事を頼む場合、準備期間は平均3~5ヶ月とされています。半年前には依頼しておくのが望ましく、ゆっくり時間をかけて計画する必要があります。打ち合わせ回数も平均3~5回、時には10回以上に及ぶこともあります。新郎新婦も初回打ち合わせには同席し、その後も報告や相談を受けるため、お互い相応の時間を確保しなければなりません。
- 友人への負担とプレッシャー:幹事を引き受けたご友人は、会場選びから余興企画、当日の運営まで多岐にわたる作業を担います。平日は仕事を持つ社会人であれば、打ち合わせや準備の時間を捻出するだけでも大変な負担です。頼まれた側の本音としては「嬉しいけど正直プレッシャーも大きい」というケースが多く、内心気が重い人もいるのが現実です。当日も、司会進行や受付対応で動き回り自分は二次会を楽しめないことがほとんどです。新郎新婦のために頑張りたい気持ちはあっても、大切な友人に大役を背負わせてしまう負い目は残ります。
- 金銭トラブルのリスク:友人に幹事をお願いする場合、お金の管理でトラブルが起こりがちなのも注意点です。例えば、予算を立てたものの実際は不足が出て赤字になってしまった場合、「誰がその不足分を負担するのか」で揉めてしまう可能性があります。実際に「二次会後に清算でもめて友情にヒビが入った」という話も耳にします。金銭面は特にシビアなので、友人幹事に頼む際は事前に赤字時の補填を誰が行うか明確に決めておくなどの配慮が欠かせません。
- 当日のトラブル対応:慣れない友人幹事だと、当日に思わぬハプニングが起きた時の対応も難しいです。例えば「参加予定だったゲストが急遽欠席になり受付名簿がずれる」「ゲームのルール説明を失念して会場が混乱する」「音響操作が分からずBGMが止まる」といった事態に直面しても、とっさの判断力や経験がないため対応が後手になりがちです。結果、予定していた演出が飛んでしまったり、時間が大幅に押したりして、せっかくの二次会がバタバタしてしまうリスクがあります。
- 新郎新婦自身の負担:友人に任せるとはいえ、新郎新婦も完全にノータッチではいられません。幹事との連絡調整やゲストリスト作成、必要に応じて備品の準備や会場との打ち合わせ同席など、新郎新婦側にも細かなタスクが発生します。披露宴準備でただでさえ忙しい中、二次会関連でも気を遣うことになり、精神的な負担は小さくありません。「結婚式が終わってほっとしたら、二次会でまた緊張した」「段取りが気になってゲストとゆっくり話せなかった」という声もあり、主催者として気苦労が増える点は否めません。
以上のように、自分たちで幹事をする場合は時間的・労力的コストと人間関係への気遣いが大きなポイントになります。
ただし、友人幹事には「手作り感や一体感が生まれる」というプラス面もあります。
仲の良い友人グループが一緒に企画してくれた二次会は、温かみやオリジナリティが感じられて嬉しかったという新郎新婦もいます。
幹事を引き受けた友人同士も「苦労したけど達成感があった」「絆が深まった」というケースもあり、準備自体をイベントのように楽しめる人達にとっては、一生の思い出になるでしょう。
とはいえ、それにはかなり余裕のあるスケジュール管理と幹事側の熱意・能力が必要です。
もし「友人に頼むのが申し訳ない」「忙しそうで頼みにくい」と少しでも感じるなら、無理をさせない方法を考えるべきです。
二次会代行サービスに依頼する場合(プロの幹事のケース)
では、プロの幹事代行業者に任せた場合はどうでしょうか。
前述の友人幹事と対比しながらメリット・デメリットを見てみます。
- 準備期間と打ち合わせ:代行業者に依頼する場合でも、準備開始時期は披露宴の約4~5ヶ月前が一般的で、基本的なスケジュール感は友人幹事の場合と大きく変わりません。しかし打ち合わせ回数は平均3~4回程度と少なめで、メールや電話で効率よく進められます。プロのプランナーが段取りを組んでくれるため、新郎新婦が奔走する必要はほとんどありません。忙しいときはオンラインでの打ち合わせも可能で、短期間の準備でもスムーズに対応してもらえます。
- 新郎新婦・友人の負担軽減:なんといっても新郎新婦自身と友人ゲストの負担が圧倒的に減るのが利点です。代行業者に任せれば、新郎新婦は披露宴準備に集中でき、当日も二次会の運営を気にせずゲストとの時間を楽しめます。また友人に幹事を頼まなくて済むので、ゲスト全員が平等にパーティーを満喫できます。先述のような友人間の気遣いや申し訳なさも生じませんし、友人からも「お金払ってでもプロに任せてくれて助かった」と感謝されるくらいです。
- 費用と予算管理:代行サービス利用には代行費用(プラン料金)が発生しますが、その多くはゲストの会費に組み込む形で賄うことができます。平均的な二次会代行の利用料は約10万円前後と言われ、これはゲスト人数にもよりますが、友人幹事の場合に必要とされる20万円程度の予算(飲食代・景品代等込み)と比べてもほぼ半分の負担で実施可能とされています。実際にはプラン内容によって変動しますが、多くの代行会社が「自己負担0円プラン」や定額パックを用意しており、新郎新婦の持ち出しを極力抑える工夫をしています。一方、友人幹事の場合は表面上費用0円に見えても、打ち合わせ時の飲食代負担やお礼の品代、幹事との打ち上げ費用などで結果的に数万円は出費していることも少なくありません。総合的に見ると、代行に頼んだから極端に高くつくということはなく、むしろ費用が明確で計画を立てやすい分メリットと言えます。
- クオリティと安心感:プロに依頼する最大の利点はクオリティの高さと安心感です。段取りや盛り上げ方に慣れたプロに任せれば、二次会の満足度は非常に高くなるでしょう。特に司会進行のスムーズさ、演出のテンポの良さは素人幹事とは一味違います。「時間通りにきっちり終わって二次会会場からも喜ばれた」「サプライズもうまく成功して感動的だった」といった声もあり、安心して任せられる心強さがあります。一方で、「進行が上手すぎて予定調和になりすぎる」「手作り感がない」という意見があることも事実です。プロゆえに段取り良くそつなく進めてしまうため、友人手作りのハプニング的な面白さがない、という指摘です。しかしその点は、新郎新婦が用意する余興や友人からのメッセージ演出などで十分カバー可能ですし、何より大きなトラブル無く終えられる安心感には代えられないという方が多いです。
- オリジナリティへの配慮:代行サービスを利用すると「画一的なパーティーになってしまうのでは?」と心配する向きもあります。確かに代行業者は効率的に進行するノウハウを持つため、ある程度テンプレート的な進め方になる部分も否めません。しかし最近の代行会社は顧客ごとの要望に柔軟に対応し、オリジナリティを大切にしてくれるところも増えています。打ち合わせ段階で「こういう演出を入れたい」「この曲を使いたい」など伝えれば、できる限り取り入れてもらえますし、手作りアイテムの持ち込みや友人によるサプライズ企画なども一緒に考えてくれます。むしろプロの経験からオリジナル演出を成功させるためのアドバイスをもらえることもあり、結果として「想像以上に自分たちらしい二次会になった」と満足するケースも多いです。
- 担当プランナーとの相性:これはデメリットというほどではありませんが、代行サービスでは担当プランナーとの相性が重要になる場合があります。打ち合わせを重ねる中で、プランナーが新郎新婦の意図をどこまで汲んでくれるか、コミュニケーションが円滑かどうかは、そのまま二次会の満足度に繋がります。「担当者があまり熱心でなく不安になった」という声や、「こちらの希望をうまく引き出してくれて理想以上のパーティーになった」という声、どちらもあります。これは実際に会って話してみないと分からない部分なので、まずは無料相談などで複数社のプランナーと話してみて、しっくり来る会社を選ぶことが大切です。幸い二次会代行会社は増えており選択肢も多いので、ぜひ相性の良いプランナーさんを見つけてください。
以上を踏まえると、「友人幹事」と「プロ代行」の違いは場数の違いと手間の違いと言えるかもしれません。
幹事代行業者は経験豊富で新郎新婦の手間も最小限で済みます。
一方、友人幹事はゼロから手探りになる分、オリジナリティは出しやすいが不確定要素も多いという違いがあります。
では、最終的にどちらを選ぶべきなのでしょうか?次の項でおすすめの選択肢について述べます。
やはり二次会代行サービスがおすすめな理由
結論から言えば、大切な結婚式二次会を成功させるためには、プロの二次会代行サービスに幹事を任せるのが安心です。
お金のトラブルで友人関係にヒビが入るリスクや、準備の負担で新郎新婦が疲弊してしまう可能性を考えると、代行業者を利用した方が安全だと断言できます。
私自身、これまで多くのカップルをお手伝いしてきましたが、「もし友人に全部頼んでいたらと思うとゾッとします。お願いして良かったです」とのお声を度々いただきます。
特に披露宴から二次会まで時間がタイトな場合や、招待ゲストが多い場合(50名以上)は、プロの手配力なしにスムーズに進行させるのは至難の業です。
代行サービスなら大人数の運営も慣れており、スタッフ増員など柔軟に対応してくれます。
また、友人との関係性を壊さないためにもプロ依頼は有効です。
「仲の良い友達だけど幹事はさすがに負担だよね…」という場合は、初めから代行会社に任せてゲストには存分に楽しんでもらう方が、お互い気持ちよく過ごせます。
後日「あのとき幹事頼まれて正直きつかった」と言われるくらいなら、最初からプロに丸投げして友人にはおもてなしに徹してもらう方がよほどスマートです。
費用面でも先述の通り会費内で賄えるケースが多く、結果的に自己負担が少なくなる傾向があります。
プロに支払う分、ゲストから多めに会費を頂く形にはなりますが、その代わり質の高いサービスと満足度の高い二次会を提供できると考えれば決して高い買い物ではありません。
実際参加したゲストからも「司会進行が上手で楽しかった」「スタッフがテキパキしていて快適だった」といった声が聞かれ、ゲスト満足度も上がる傾向があります。
もちろん、友人幹事が絶対ダメというわけではありません。
少人数でアットホームにやりたい場合など、あえて友人と手作り感あるパーティーを楽しむ選択も一つです。
ただ、その場合も「受付だけ代行スタッフにお願いする」「音響オペレーターだけプロに頼む」といった部分的な代行サービスの活用をおすすめします。
一部でもプロの力を借りることで、友人幹事の負担はグッと減り、クオリティも向上します。
最後に、代行サービス選びで失敗しないためのポイントを簡単に触れておきます。
代行会社の数は年々増えており玉石混交です。
料金だけで飛びつかず、ぜひ実績豊富な大手や創業年数の長い会社を検討してください。
安すぎるところは人手不足で一人の担当が何組も抱えていたり、対応が雑だったりするケースも報告されています。
口コミや体験談も参考に、信頼できる業者を選ぶことが大切です。幸い当社「2次会ジェンヌ」をはじめ、有名どころの代行会社は無料相談や見積もり時点から非常に丁寧に対応してくれますので、まずは気軽に相談してみると良いでしょう。
結婚式二次会は、新郎新婦にとってもゲストにとっても思い出に残る大切な時間です。
プロの力を借りることで、その時間を安心して最高に楽しむことができます。
幹事代行サービスの利用を検討中の方は、本記事を参考にぜひ前向きにご判断ください。
準備も当日も笑顔で過ごせる二次会となるよう、心から願っています。
結婚式二次会幹事代行プロデュース
2次会ジェンヌ
二次会代行プランナー 鈴木