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結婚式二次会の開宴時間は披露宴後どのくらい空けるのがベスト?【成功例・失敗例で徹底解説】
こんにちは、二次会代行プランナーの鈴木です。
私は二次会幹事代行プランナー歴6年になりますが、今まで数百件以上の結婚式二次会をプロデュースしてきた経験から、「二次会代行おすすめ情報」として結婚式二次会や幹事代行に関するお役立ち情報を発信しています。結婚式で披露宴まで準備して、「二次会はどうしよう?」と悩んでいる新郎新婦様の参考になれば幸いです!
さて、結婚式の披露宴がお開きになったあと、新郎新婦もゲストも楽しみにしているイベントといえば「結婚式二次会」ですよね。ですが意外と多いご相談が、「二次会って披露宴後の何時から始めればいいのか分からない!」というお悩みです。早すぎても遅すぎてもタイミングが難しく、間が空きすぎるとゲストが暇を持て余してしまう…そんな不安、ありませんか?
今回はプロの二次会代行プランナーとして、披露宴後の二次会開始時間のベストな間隔について解説します。私たち2次会ジェンヌがこれまで培ってきた経験上、「ちょうどいい開宴時間」とは何時頃なのか、そして逆に失敗してしまった例はどんなケースか――具体的な事例とともに紹介します。最後にはプロに任せるメリットにも触れますので、ぜひ参考にしてください。
開宴時間の目安は披露宴お開きから90分〜120分後!
まず結論からお伝えすると、結婚式二次会の開宴時間は披露宴のお開きから約1時間半〜2時間後を目安にするのがおすすめです。新郎新婦とゲスト双方の準備や移動にゆとりを持て、かつ待ち時間が長すぎない絶妙なバランスが取れるためです。この**「1時間半〜2時間後」**がベストな理由は、大きく分けて3つあります。
1. 新郎新婦が移動やお色直しで慌ただしくならないようにするため
披露宴が終了した直後、新郎新婦には意外とやることがたくさんあります。お開き後すぐに二次会の会場へ…と動き出したくても、現実には以下のような流れで時間を要するケースが多いです。
- 会場スタッフへの挨拶・お礼(披露宴でお世話になったスタッフとのやりとり)
- ゲストとの写真撮影(披露宴で撮れなかった方との最後の写真タイム)
- 衣装のチェンジ(ドレスやタキシードの着替え、場合によってはヘアメイク直しも)
- 荷物の片付け・搬出(頂いた祝電やギフト、装飾品などを車に積み込み)
- 二次会会場への移動(別会場であればタクシー等での移動時間が必要)
特に披露宴会場と二次会会場が別の場所にある場合、移動だけで30分以上かかることも珍しくありません。
私が担当したある新郎新婦様は、披露宴がお開きになったのが16:00頃。
そこから衣装チェンジとタクシー移動で1時間近くかかり、17:30に二次会受付開始、18:00開宴というスケジュールにしました。最初は「少し余裕がありすぎるかな?」と思うくらいの間隔でしたが、結果的にちょうど良かったんです。
新郎新婦様もバタバタせず一息つく時間が取れ、「ゆっくり準備できて助かった」と喜んでいらっしゃいました。少し余裕があるくらいが実はベストなのです。
2. ゲストにも次の準備時間が必要だから
ゲストの皆様にも、披露宴後すぐ二次会!となると慌ただしく感じさせてしまいます。たとえば遠方から来た方ならホテルに一度チェックインしたり、女性ゲストなら服装を二次会用にお色直ししたい場合もあります。男性ゲストでもネクタイを緩めたり、一服して休憩したり、ちょっと靴を履き替えたり…披露宴から二次会までの間にそれぞれの準備やリフレッシュの時間が少しは必要なんです。
実際に私が過去に経験したケースでは、新郎新婦様の希望で「披露宴17時お開き→17時半二次会受付→18時開宴」というタイトすぎるスケジュールで組んでしまったことがありました。結果、「受付開始時間に間に合いません!」と複数のゲストから連絡が入り、急きょ開始時間を遅らせる事態に…。最終的にスタートが18:15になってしまい、その分ゲームの時間を短縮せざるを得ませんでした。せっかく用意していた余興を十分できず、新郎新婦様にも申し訳ない結果に…。この失敗を教訓に、ゲストの都合も考慮して最低でも90分の間隔を空けるよう提案するようになりました。「ゲストにゆっくり移動してもらえたおかげで全員参加できた!」と喜ばれるので、やはり余裕は大事です。
※結婚式場で二次会をする場合や、二次会会場が結婚式場から至近距離の場合は、披露宴開宴から1時間後に二次会開始とされる場合もあります。
3. 二次会会場の準備・セッティングにも時間がかかるため
二次会を披露宴とは別の会場で行う場合、会場側の準備にも時間が必要です。テーブルレイアウトの変更や受付台の設置、音響・照明機材のセッティング、リハーサルなど、スタッフが入ってから開宴準備を整えるのに少なくとも1時間程度は見ておきたいところです。特に土日など会場が立て込んでいる時期だと、プランナーやスタッフが会場入りできるのは披露宴の前利用者が退出した後になることもあります。
私たち2次会ジェンヌでは、幹事代行のプロとして開宴60分前にはスタッフが二次会会場に入場し、受付準備・司会台本やゲーム景品の最終チェックなど入念にセッティングを行っています。この準備時間をしっかり確保するためにも、披露宴後から最低でも1時間半以上のインターバルを持つことをおすすめしています。時間に追われてバタバタ準備するより、余裕を持ってセッティングするほうが当日のクオリティも上がり、新郎新婦様にも安心いただけます。
4. 開始時間は30分刻みにこだわらなくてもOK!
相談を受けていると、「二次会開始時間を18:00にするか18:30にするかで迷っている」という新郎新婦様もたまにいらっしゃいます。確かに区切りの良い時間のほうが予定を立てやすい気もしますよね。ただ、会場側が問題なければ間の18:15開始でも全く問題ありません! 必ずしも「○時ちょうど or ○時半」に合わせる必要はないんです。実際、「17:45開宴」「18:15開宴」のように15分刻みでスタートした例もあります。大事なのは先述のように必要な準備時間が確保できるかどうかなので、柔軟に考えてみてください。会場担当者や二次会代行プランナーと相談しながら決めれば安心です。
【成功事例】適度な間隔で新郎新婦もゲストも笑顔の二次会に
ここで、開宴時間の間隔がうまくハマって成功した例をご紹介します。
あるカップルは、披露宴を14:00〜16:00で開催し、二次会は同じ都内エリアの別会場で18:00受付開始、18:30開宴というスケジュールを選択しました。披露宴お開き後、新郎新婦様はゆったり控室で休憩してからドレスチェンジを行い、移動も余裕を持って完了。ゲストたちも一旦ホテルの自室に戻って着替えたり、近くのカフェで談笑して時間を潰したりと思い思いに過ごし、全員が開始時刻までに余裕を持って会場に集まることができました。
時間に余裕があると、新郎新婦様の心のゆとりも違います。当日は受付開始時刻より少し早めに到着された新郎新婦様が、会場入りするゲスト一人ひとりに笑顔で声をかけて回る場面も見られました。
慌ただしさがない分、おもてなしの質もアップします。ゆとりを持って準備したことで司会者やスタッフとの最終打ち合わせも落ち着いてでき、ゲーム景品の配置やスライド上映の確認なども万全。
結果、二次会本番は余興もケーキ入刀もスピーチもすべて予定通り滞りなく進み、ゲストからも新郎新婦様からも「終始リラックスして楽しめた最高の二次会だった!」と大好評でした。
やはり適度なインターバルのあるスケジュールは、みんなを笑顔にするんだと実感したエピソードです。
【失敗例】間を空けすぎてゲストが離脱してしまったケース
一方で、間隔を空けすぎたために逆に失敗してしまった例もあります。
別の新郎新婦様は、披露宴が15:00に終了し、二次会開始を19:00に設定しました。披露宴後から4時間近く空けた計算になります。このとき、幸い開宴に間に合わなかったゲストはいませんでしたが…実は何人かのゲストが来なかったのです。後日理由を伺うと、「時間が空きすぎて一度自宅に戻ったら、もう出かける気力がなくなってしまった」とのことでした。せっかく出席予定だったのに一度帰宅したことで気持ちが切れてしまったわけですね。また参加してくれたゲストの中にも、「時間を潰す場所が近くになく、駅周辺で2時間も待っていた…」という方がいて、大変申し訳ないことをしました。やはり空き時間が長すぎるのも考えものです。
もっとも、この時の新郎新婦様にも事情がありました。「どうしても来てほしい友人がいて、その人が19時開宴でないと間に合わない」という理由で、やむなく遅めの開始時間にしたのです。そのご友人は無事参加できましたが、他のゲストには負担をかけてしまう結果となりました。このように特別な理由がある場合は仕方ありませんが、可能であればやはり3時間以上のインターバルは避けたほうが無難でしょう。
もしどうしても長めの待ち時間が発生するスケジュールになる場合は、ゲストにあらかじめ待ち時間の過ごし方を提案しておくのも一案です。例えば「〇〇カフェで待っていてね」とか「△△ホテルのラウンジで休憩できます」など案内しておくと、ゲストも困らずに済みます。
披露宴と同じ会場で二次会を行う場合は?
では、披露宴と二次会を同じ会場(同一施設内)で行う場合はどうでしょうか。この場合、移動の手間がない分インターバルを短くできるので、45~60分程度の間隔で二次会を始めるケースも多いです。新郎新婦様もゲストも移動がなくスムーズに流れで参加できるのが利点ですね。
ただし、同会場開催でも最低45分以上は空けるのが理想です。というのも、会場スタッフが披露宴会場のレイアウトを二次会パーティー仕様に転換する時間が必要だからです。テーブル配置の変更や簡単な飾り付け直しなど、披露宴セットから二次会セットへ切り替えるための準備があります。その間、新郎新婦様やゲストには一度ロビーや別室で待機していただくことになりますので、45分〜長くても60分程度は見込んでおきましょう。式場のプランナーさんとも相談しながら、披露宴と二次会の時間配分を決めていくと安心です。
「披露宴と同じ会場だからすぐ二次会を始められるよね!」と油断していると、準備に手間取ってゲストを待たせてしまった…なんてことにもなりかねません。同会場パターンでも、適度な余裕を持った進行にしてくださいね。
幹事代行のプロに任せれば準備も安心感も倍増!
「自分たちで二次会のスケジュールを考えるのは不安」「披露宴準備だけで手一杯で、とてもゲスト対応まで頭が回らない」という新郎新婦様も多いのではないでしょうか。そんなときこそ、二次会代行サービスの出番です。
私たち2次会ジェンヌでは、新郎新婦様の披露宴お開き時間から逆算して最適な二次会タイムスケジュールをご提案します。何時に受付を開始し、何時に乾杯するのが良いか、ゲームや余興にどれくらい時間を割くか、豊富な実績に基づいたプランニングで無理のない進行表を作成いたします。当日は受付段取りから司会進行、ゲーム演出、音響操作まですべてお任せOKなので、新郎新婦様は披露宴から引き続き安心して二次会を迎えられます。
実際に幹事代行サービスをご利用いただいたカップルからは、「思っていたよりずっとラクだった!」「もっと早くプロに相談していればよかった」といったお声をいただきます。準備の負担や進行の不安が一気に軽減されるので、新郎新婦様自身が二次会を楽しむ余裕が生まれるのも大きなメリットです。大切なゲストをお迎えする二次会だからこそ、プロの力を借りて成功させたいですよね。
まとめ:ベストな開宴時間は「余裕」と「気配り」のバランス
結婚式披露宴のお開きから二次会までの間隔は、90〜120分程度のインターバルが理想的です。短すぎると新郎新婦もゲストも準備や移動が慌ただしくなり、反対に長すぎるとゲストのモチベーションが下がったり離脱を招く可能性があります。「お二人のペースに合った余裕」と「ゲストが動きやすい気配り」、そして「会場準備に必要な時間」のバランスを取りながら、無理のないスケジュールを組むことが成功のカギです。
二次会の開始時間に少しでも不安があれば、ぜひ私たち2次会ジェンヌに気軽にご相談ください。経験豊富なプロの視点でベストなタイムスケジュールを一緒に考え、ご提案いたします。幹事代行のプロに任せることで、披露宴から二次会まで安心して臨めるだけでなく、二次会そのものも想像以上に素敵な時間に仕上げるお手伝いをさせていただきます。
結婚式二次会幹事代行プロデュース
2次会ジェンヌ
二次会代行プランナー 鈴木